ドアクローザーの取替
おもに玄関ドアなどドアの上部に取り付けられているドアクローザーという部品があります。
ドアを開いた状態で止めておいたり、バタンと勢いよく閉まってしまわないように自動でゆっくりと閉めるための装置です。
一般的なドアクローザーは油圧式で、ある程度年数が経つと中のオイルが劣化したり、場合によっては漏れてきたりしてうまく作動しなくなることがあります。
今回は、お客様宅でドアが勢いよく閉まるようになってしまったとのご依頼を受け、確認にお伺いしたところドアクローザーからの油漏れがありましたのでドアクローザーを交換することになりました。
取り外し前に撮影するのを忘れていたのでわかりにくいのですが、ドアクローザー下部から油が漏れてヌルヌルになっており、漏れた油がしたたって玄関タイルもベトベトになっていました。
古いドアクローザーを取り外した状態です。
ドアクローザーの取替自体はそれほど難しくありませんが、サッシやドア枠にドアクローザーに合わせた取付用の穴が加工されており、メーカーや機種によってこのビス穴の位置が違うので機種の選定は慎重に行う必要があります。
今回のドアクローザーはNHN(ニッカナ)というすでに会社が解散してしまっているメーカーのものでしたが、調べた結果トステムの商品で代用できる製品がありましたので取り寄せました。
手前が新しい製品、奥が取り外した油まみれのドアクローザー本体です。
ドアをきれいに拭いてからアームとベースを取り付けます。
ビス穴がきっちり合いますので簡単に取り付けられます。
ドアクローザー本体を取り付けます。
アームと連結します。
最後にお客様と相談して開けたときの固定角度やドアが閉まるスピードの調整などを行い完成です。
ドアクローザーの選定さえ間違ってなければ交換作業は30分もかかりません。
ドアクローザーの寿命は15年~20年といわれています。
油漏れをしていたり、ドアの閉まるスピードが速くなってきたら交換のサインです。
当店のお得意様におかれましては、お電話一本でお伺いして現在のドアクローザーから交換機種の選定・交換・調整まで当店スタッフが対応させていただきます!!
お気軽にご相談ください!!
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小田宗弘
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