エアコンや扇風機の火災にご注意ください
本格的な夏を目前に、エアコンや扇風機を使用する機会も増えてきますが、ご使用前には十分な点検を行うことをおすすめいたします。
特に古くなったエアコンや扇風機をご使用の場合、内部に蓄積したホコリや、コードの劣化などは、火災につながる恐れもあるので、より注意が必要といえます。
NITE(製品評価技術基盤機構)が6月23日に発表したプレスリリースでは、エアコンや扇風機が原因の火災は年々増加傾向にあり、2009年から2014年の5年間で600件以上、そのうち死亡事故も6件発生しているとのことです。
NITEによると、エアコン洗浄液が電気部品に付着し、トラッキング現象を生じて発火し、リビング・ダイニングを焼損する火災が発生した事例も報告されているそうです。
エアコン内部の洗浄による発火の実験動画は以下からご覧いただけます。
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当店のお客様におかれましても、市販のエアコン洗浄剤を用いてお客様ご自身でエアコン内部を洗浄され、基盤やファンモーターなどに洗浄剤がついたまま運転することによる故障してしまった…というトラブルは毎年のように発生しています。
基盤やファンモーターの交換になると、高額な修理費用が発生してしまいますが、下手をしたら火災につながっていた恐れもあるので故障で済めばまだマシかもしれません。
エアコンクリーニングは分解技術や知識を持ったプロに依頼するのが一番です。
なお、当店でお買い上げのエアコンや扇風機の使い始めの点検は、無料で行わせて頂きますのでお気軽にご連絡ください。
小田宗弘
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