まもなく開始する4K放送が受信可能か調べる方法

2018年12月1日よりついに4K実用放送が開始されます。

4K放送が開始されるといっても一般の地上放送には関係ないので、地上アナログ放送から地上デジタル放送に移行した時のようにテレビを買い替えなければ今までの放送が視聴できなくなる!!というようなことはございません。

4K放送が開始されるのは衛星放送(BS放送と110度CS放送)のみですので、衛星放送を視聴していない方にとってはあまり関心がないかもしれません

しかし、4K放送は今までの4倍の画素数で驚くほど美しい映像を視聴できる放送で、スポーツや映画、風景などを大迫力で観ることができます。
2020年の東京オリンピックでは、多くの種目が4Kで放送されることになるのは間違いありません。

地上アナログ放送から地上デジタル放送に移行した時に「なんて美しい映像だ!!」と感動された方も多いと思いますが、実は地上アナログ放送から地上デジタル放送に移行した時も画素数は4倍にだったんです。

東京オリンピックを大迫力の美しさで視聴するため、ぜひお早めに4K放送が視聴できる環境を整えておくことをおすすめいたします。

■ テレビやレコーダーを買い替える前に、おうちの配線設備(アンテナ配線、分配器、壁のテレビ端子など)が4K放送に対応しているか簡易チェックする方法

・現在衛星放送が受信できる

いいえ→4K放送は衛星放送が受信できないと視聴できません。
はい↓

・BS258チャンネルのDlife(ディーライフ)が受信できる

いいえ→テレビ端子までの配線設備の改修が必要な可能性が高いです。
はい↓

BS258チャンネルのDlife(ディーライフ)がきれいに受信できる場合、おうちの配線設備はそのままで4KBS放送(NHK+民放5局)が視聴できる可能性が高いです。
この場合、現在お使いのテレビによって以下のように分類されます。
① テレビが4Kチューナー内蔵テレビの場合…そのままの設備で放送開始から4KBS放送が受信できる可能性が高いです。(2018年11月現在パナソニックからは4Kチューナー内蔵テレビは発売されていません。)
② テレビが4K対応テレビの場合…4Kチューナーまたは4Kチューナー内蔵レコーダーを接続することで4K放送が受信できる可能性が高いです。
③ テレビが4Kに対応していない場合…4Kチューナー内蔵テレビに買い替えるか、4K対応テレビ+4Kチューナーまたは4Kチューナー内蔵レコーダーに買い替えることで4KBS放送が受信できる可能性が高いです。

なお、パナソニックからは4KチューナーのTU-BUHD100が発売中、4Kチューナー内蔵レコーダーのDMR-SUZ2060が11月中旬発売予定、4Kチューナー内蔵テレビは2019年1月に発売予定になっております。

※ 4K放送の周波数は2種類あり右旋(うせん)、左旋(させん)と呼ばれており、今回の簡易チェックは右旋(うせん)の周波数を使って放送される4KBS放送(NHK+民放5局)の簡易受信チェック方法になります。

右旋(うせん)の周波数を使って放送されるのはBS放送の
・NHK BS 4K
・BS日テレ 4K
・ビーエス朝日 4K
・BS-TBS 4K
・BSテレ東 4K
・BSフジ 4K
です。

左旋(させん)の周波数を使って放送されるのはBS放送の
・WOWOW(有料チャンネル)
・映画エンタテイメントチャンネル(有料チャンネル)
・ショップチャンネル 4K(通販チャンネル)
・4K QVC(通販チャンネル)
・NHK8K(10時～22時10分の間のみ)
と、110度CS左旋でスカパー・エンターテイメントが開始する8つの有料チャンネルです。

左旋の周波数のチャンネルを視聴するには、右旋左旋対応BS・110度CSアンテナを設置する必要があります。
詳しくは、お付き合いのある販売店へご相談いただくことをおすすめいたします。

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