エアコンが故障していないのに冷えてこない原因のひとつ

強烈な暑さが続いていおりますが、体調管理は万全でしょうか?
近年では室内で熱中症になったというニュースも多く、エアコンは熱中症対策にも欠かせない電化製品となっております。
そのためエアコンに関するご依頼は緊急性の高いものでございますが、連日の異常な暑さにより工事・修理業務が非常に混雑しており、お得意様に多大なご迷惑をおかけいたしておりますことをこの場を借りてお詫び申し上げます。

さて、今年のような猛暑になると増加するご依頼で「エアコンから冷たい風が出ているのに冷えてこない」「冷えが鈍い気がする」といったものがあります。
エアコンが正常に動作しているにもかかわらず冷えが鈍いと感じる場合、エアコンの能力不足が原因となっている可能性もあります。
10帖のお部屋に6帖用のエアコンがついているなど明らかな機種選定間違いのほか、隣の部屋まで冷やそうとして能力不足に陥っている場合もあります。
また、ガスコンロや冷蔵庫、炊飯器など熱源が多いダイニングキッチンや断熱性能の低い築古の家などでは、お部屋の帖数以上の能力を選定する必要がある場合もあります。
故障ではなく能力不足の場合、部屋を能力にあったスペースに仕切るか、エアコン自体をお部屋にあったものに交換するしか方法がありません。
これからご購入をお考えの方は、必ずお部屋にあった能力のエアコンを選ばれることをおすすめいたします。

ちなみにエアコンは冷房時で吸い込み口の温度と吹き出し口の温度差が8℃以上あれば正常と判断します。
当店以外の電器店も、今年は業務が混雑しているところがほとんどかと思われます。
もし、普段お付き合いのある電器店にご依頼前に、エアコンが正常かどうか判断に迷われたら参考にしてください。

なお、当店でエアコンをお買い上げのお得意様におかれましては、ほとんどの場合お客様宅にお伺いの上、お部屋の状況に合わせた能力のものをご提案させていただいておりますので能力不足の可能性は低いです。
実際冒頭のようなご依頼の多くは、量販店の店頭で現場を見ていない販売スタッフから購入したエアコンです。
当店のお得意様以外の方におかれましても、エアコンは量販店の店頭で購入するのではなく、機種選定時に現地まで来て相談に乗ってくれる専門電器店を選択することをおすすめいたします。

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