Microsoftを騙るフィッシングサイトにご注意ください
PCでインターネット閲覧中に不審な画面が出たとお客様から連絡がありました。
「不審なアクティビティを検出しました」というメッセージとともに市外局番が大阪の電話番号が記載されています。
この画面、いかにもマイクロソフトからのメッセージのようですが我々プロが見れば一目で悪質な偽サイトだということがわかります。
メインの画面自体がマイクロソフトの画面を装っているのに対し、ポップアップで出ている子画面に「すぐにGoogleに連絡して」と記載されています。
マイクロソフトとGoogleは別の会社ですから、この時点で矛盾があります。
しかし、このような不安をあおるメッセージが突然出た場合、一般のお客様には判別が難しいこともあるかもしれません。
今回のお客様は、落ち着いて当店にご連絡いただきましたので詐欺サイトの電話番号にかけることはなく被害もありませんでしたが、調べるとこの電話番号にかけると遠隔操作アプリをダウンロードさせてクレジットカード番号を入力させるよう誘導し、カード番号を抜き取るといった被害が報告されているようでした。
今回のように、インターネットを閲覧中に突然不審な画面が表示された場合、まずは落ち着いて画面の上部に表示されているURLを確認しましょう。
URLとはhttps://などからはじまるインターネットのアドレスのようなもので、その先頭部分には例えばパナソニックなら「https://panasonic.jp/」、トヨタなら「https://toyota.jp/」などのように一般的にその企業の名前が使用されていることがほとんどです。
現在ご覧いただいている当店のサイトも「https://odamusen.com/」になっています。
マイクロソフトも日本語公式サイトのURLは「https://www.microsoft.com/ja-jp」からはじまりますが、URLを確認すればこのサイトがマイクロソフトのサイトでないことは一目でわかります。
一般的に詐欺サイトの多くは不安をあおり、正常な判断ができないような記載が見受けられます。
不安をあおるような記載のあるサイトが表示された場合、慌てずまずはURLを確認することをおすすめいたします。
小田宗弘
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